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No.264 2014年8月1日

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医療廃棄物合同懇談会


まず東京都・神奈川県・静岡県で
―統一名称を決め運動を展開する―


 医療廃棄物委員会では、東京近辺の廃棄物協会と連携して、医療廃棄物問題をいろいろな面から取り上げ、
処理体制の確立を目指すことにしているが、先般神奈川県と静岡県の産業廃棄物協会から合同懇談会参加の
連絡があった。合同懇談会については、まず関東近県の産廃協に呼びかけ、名称を「医療廃棄物合同懇談会」
と決め活動を開始することになった。この呼びかけについては、7月中に各県協会より返事をいただくことになっ
ている。

◆水銀廃棄物規制処理検討委員会◆


検討会での資料を配布
―全国産業廃棄物連合会・各部会委員に―


 連合会からも委員として参加している。「中央環境審議会・循環型社会部会・水銀廃棄物適正処理検討
専門委員会」は今般の水俣条約を踏まえ、金属水銀及び高濃度の水銀含有物を産廃物として処分する際の、
環境上適正な処理方法、及び水銀添加製品の環境上適正な管理の方策について、その排出実態や、特性に
応じて検討することを、目的として設置されたもので、そこで検討されたもののうちから、「水銀廃棄物の処理に
関する論点と考え方(案)」を、連合会の中間処理部会・収集運搬部会・最終処分部会・建設廃棄物部会・医療
廃棄物部会の各運営委員宛に配布した。


―― 世の中はいつも ――

       
 世の中はいつも騒々しい。毎日伝わってくる報道も、こちらで大事件あり、あちらでは大事故ありで、気の休まることがない。こんなことは普通だと言えば、その通りと答える人も多いかもしれないが、昨今の出来事は一寸と多いような気がする。だいたいは人為的な事だが、あまり多いと区別がつきにくくなり、そのうちに当たり前になるかもしれない。言うなればそれが恐ろしいのである。異状が異状でない世界ほど怖いものはなく、独裁政治の前提として、いつの間にか近づいてくるからである。こんな例は以前にあったことで、よく考えなければならない。 確かに大小これでもかと言うほど、事件・事故が飛び込んでくる。それをいちいち解説し、整理することは大変で、何となくやりすごすのが通常になり、忘れ去られてしまうものである。なるべく忘れないように気を使っていても、こう事件・事故が多いと、忘れることも必要だなと思うこともある。要するに単なる言い訳に過ぎないことを、正当化しようとするもので、あることに気づいてはいる。 このように世の中はいつも騒々しいものである。

医療廃棄物研究所  所長 渡辺 昇