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No.252 2013年8月1日

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◆優良処理業者認定制度◆


産業廃棄物処理業者も認定登録へ
―環境配慮契約法の見直しで―


 
環境配慮契約法の見直しにより、産廃処理が追加されることになり、いわゆる産廃の優良処理業者が、
契約時に配慮されることになった。努力義務とはいえ、自治体が発注者となるケースで、環境配慮契約の
基本方針は、今までのようにかけ離れた、入札は行いづらくなるのではないか、(価格優先の入札)との意向
もあり、優良業者への関心も高まりつつあるようで、優良業者への切り替えがでてきたとのことである。 

優良処理業者認定制度


環境配慮契約法では、国が物品の購入やサービスを発注する際、環境に配慮した契約を義務付けたもので、
今年から基本方針が見直され、契約事項に産業廃棄物処理業が追加され、処理業者を選ぶ場合、優良基準
への適合状況も評価することになった。その一端が産業廃棄物処理事業振興財団への登録である。

細々な事でも考えよう


 世はまさに夏祭りの真っ盛り、年々多少趣向は変えても、基本は歌であり踊りであることには変わりない。地元の祭りを長年見ていると、その感が一層深くなる。素朴な集まりだった、歌や踊りの集団も、そろいの服装にし、小道具を整え練習を続けることによって、お互いに競い合って、ますます素人はだしになってきた。それが良いのか、悪いのかは別にして、素人演芸会の域を超えてきたことは実感できる。今年のように天候が不順で、開催の決断が難しいことがよくわかる。年々大がかりになって、準備も大変なのに、ここで開催するか開催を断念するかは、当事者にとってはそう簡単なものではなかろう。何日も渡って準備した物々が一瞬のうちに崩れ去るのだから、はたから見る程簡単なものではないはずである。でも現実は「ヤル」か「ヤラナイ」かで、状況によっては一瞬のうちに決めなければならず、禍根を残さずに決めるのは、やはり難しいことに違いない。でも見ている限りでは、大方はなんとかやっているようで、そこが地域社会との調和を第一に、全般を考えうまく納めている。
 今般は、一地域の行事を取り上げ、社会全般について述べてみたが、そんな大袈裟に論ずることは無いのかもしれない。なぜならば社会全般を見渡してみれば、なるようになっているのが現状で、とやかく言う必要も無さそうである。ところがこのような小さな事をみすごしていると、とんでもない大きな問題に、ぶちあたることもあるから注意しなくてはいけない。何か取り留めもないことを述べてみたが、参考になればと思っている。

                                             
 医療廃棄物研究所 所長 渡辺 昇