No.240 2012年9月1日
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医療廃棄物関連資料を展示
平成２４年度の関東・東京合同地区獣医師大会が埼玉県獣医師会主催で９月２日埼玉県大宮市の大宮ラフォーレ清水園で開催されることになった。今回は初めて併設される展示会に、医療廃棄物関連の資料を展示し、獣医師会の方々に関心を持っていただき、医療廃棄物の適正処理に貢献してもらうため、コスモ理研（株）が出展することになった。
関東・東京合同地区獣医師大会
医療廃棄物関連資料を展示
―９月２日大宮ラフォーレ清水園で開催―
平成２４年度の関東・東京合同地区獣医師大会が埼玉県獣医師会主催で９月２日埼玉県大宮市の大宮ラフォーレ清水園で開催されることになった。今回は初めて併設される展示会に、医療廃棄物関連の資料を展示し、獣医師会の方々に関心を持っていただき、医療廃棄物の適正処理に貢献してもらうため、コスモ理研（株）が出展することになった。
◆ 水銀血圧計・水銀体温計 ◆
東京都医師会で自主回収
―平成２４年９月１日より平成２４年９月３０日―
水銀血圧計や水銀体温計の処分については、処理手続きが煩雑でかつ処理料金が高いため、処理がなかなか進まない事情があった。そこで東京都医師会では、会員ならびに地区医師会の協力を得て、不要になった水銀血圧計ならびに水銀体温計を自主回収することになった。自主回収の期間は平成２４年９月１日から平成２４年９月３０日までとし、所属する地区医師会に持参して処分を委託することになっている。なお取り扱いは通常と違い複雑になっているので、＜注意＞事項をよく読んで行なってもらうよう望んでいる。
医療ニュースに寄せて
各営業所に配信し東京の動きを伝える
―毎回の配信により月替わりを感ずる―
医廃ニュースに関しては、各方面より以前から色々と意見が寄せられているが、最近の反応について二三を取り上げてみることにした。
◎東京臨海リサイクルパワ―�蝓￣超班堯‐�園 治氏
医廃ニュース拝受いたしました。いつもながら貴重なご意見および情報を頂き御礼申し上げます。最近は貴信を拝受して月替わりを感じるような毎日を過ごしております。渡辺所長が従来より取り上げております「分別」「情報の提供（WDS）」についての課題が業界で取り上げられるようになり、課題解決に向け意見が言える環境ができつつありますが、排出事業者の意識が低く、解決には多くの時間を要するようです。
◎相田化学工業�蝓ヾ超�事業部 中谷氏
毎月医廃ニュース配信頂きありがとうございます。この医廃ニュースは毎月地方営業所（北海道の札幌から九州の鹿児島までの１０営業所）に配信しております。この医廃ニュースを見て、東京の動きが具にわかりますので、地方の営業所から大変喜ばれています。これからも医廃ニュースを楽しみにしています。
◎前東京都医師会会長 鈴木聰男氏
医廃ニュース拝読させていただきました。私も今は仕事を離れ少しゆっくりしております。思い出しますと渡辺さんと渋谷で今後の医療廃棄物問題について、初めて話し合ってから２５年が経ちました。お陰様で今日のような形となり、大きな問題は少なくなったようですが、昨今は政局も世相も、それに自然現象も、経験したことのないような動きに戸惑いも感じております。今後どうなるか心配です。猛暑が続きます。十分にご自愛ください。
今後の覚悟を
暑い暑いと言いながら暦の上では処暑も過ぎ、二百十日を迎えようとしている。昔はほぼ暦どおりで過ごしてきたが、今はだいぶ違ってきているようで、方々で開闢以来とか、ここにきて初めてという声を聞くようになった。確かに猛暑が続き、突然の豪雨に突風挙げればきりがないくらい異変が続いている。
一方で自然界とは別に人間界は相変わらずのごたごたで、違った意味で変化を求めている。人は昔から面白く生きようと手を尽くしてきたが、うまくいった例は少なく、大抵はある程度のところで妥協し満足している。ところが、時々とんでもない者が現れ世の中をかき回すからやっかいである。良い方向に向かえば良いのだが、大方は悪い方に向かうことになり、後始末が大変なのである。人情としてこのような閉塞感が強い世の中、何かがあって欲しいところで、待ちわびている風潮もなくはないから、危ないと言えば危ない世の中と言える。
内外ともに騒然としてきたようで、危惧してきた状況にならなければ良いが、我々としては従来の仕事を全うするしかないので、内外の状況に無頓着でいられるうちは良いが、そうも言っていられないだろうから、一方の耳を高くして情報を聞き取り、もう一方は従来通り医療廃棄物問題を取り組んでいくしかないと覚悟を今からしておいてもよさそうである。
医療廃棄物研究所 所長 渡辺 昇