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No.195 2008年12月1日

(社)全国産業廃棄物連合会

「制度見直しに係る当面する課題」まとめる
環境省の廃棄物処理制度専門委員会に要望

環境省は、先ごろより中央環境審議会の「廃棄物・リサイクル部会廃棄物処理制度専門委員会」において、法制度の見直しを含め、廃棄物行政の当面の課題について審議を行ってきた。現在は、年内に意見の取りまとめを図るため、関係者(行政・処理業界・排出事業者等)のヒアリングを数回にわたり行い、各関係団体の意見・要望を集めている。
これに対し、(社)全国産業廃棄物連合会では、各部会がそれぞれの立場で意見・要望を集め、法制度対策委員会が中心となって「制度見直しに係る当面する課題」をまとめた。「基本的な考え方」や「業許可の合理化」をはじめとする7項目を挙げ、その根拠となる具体的事例を添えて、環境省へ強力に働きかけることにしている。
なお、医療廃棄物に関する案件については、専門委員会の討議上の事情もあって、現行制度上の運用に重点を置いて具体的な問題点を取り上げ、環境省と直接検討を行うことにしている。

事務所移転のお知らせ

医療廃棄物研究所の事務所は、12月1日より下記住所に移転致しました。なお、電話番号ならびにFAX番号の変更はございません。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

【新事務所の住所】

〒111-0053
東京都台東区浅草橋1-34-7 横山ビル2F
TEL:03-3865-2353 FAX:03-5687-6030

医療廃棄物適正処理推進事業

協定書に基づき別途覚書を作成
各地方自治体で調査を継続中

(社)東京都医師会・医療廃棄物適正処理推進事業は、既報の通り葛飾区医師会をはじめとする20地区医師会、町田獣医師会をはじめとする17東京都獣医師会支部、その他東京都歯科医師会の一部等、着実に拡大しており、最近では地区医師会が参加を表明していない地域からも、独自に参加したいという医療機関の要望が増えてきた。
そこで、まず「東京都医師会・医療廃棄物適正処理推進協議会」で、現状への対策として基本協定書に基づき別途覚書を作成することになり、(社)東京産業廃棄物協会、(財)東京都環境整備公社にも覚書の検討と調印をお願いすることになった。

空気を読めば

産業廃棄物に関する諸制度の見直しについては、すでに問題点は議論し尽くされ、いつ実行するかだけだと極論する向きもあるほど、見方によっては煮詰まってきたと言える状況にある。

先ごろより行われている、中央環境審議会の「廃棄物・リサイクル部会廃棄物処理制度専門委員会」での討議や、各関係団体のヒアリングを見ても、その一端をうかがい知ることができる。

世の中は情緒的な「空気」によって動くといわれ、最近でも「空気を読む」とか「空気の読めない人」などという言葉がかまびすしく行き交っているが、今回の廃棄物処理をめぐる議論では、配布される資料も今までになく豊富であり、情緒的な「空気」を抑制し、現実を踏まえた世論を興そうという「空気」を感じ取ることができる。

しかし、医療廃棄物の問題に限定してみれば、まだまだ物足りない思いが依然あるのも現実である

医療廃棄物研究所は08年12月27日(土)より09年1月4日(日)まで冬期休暇と致します。